摩周湖
北海道· Lake Mashu
摩周湖(ましゅうこ)は北海道川上郡弟子屈町の阿寒摩周国立公園内、約7,000年前の巨大噴火によって形成された二重カルデラ湖で、面積19.6km²・最大水深211m、湖周囲は20kmの双子のカルデラ湖。流出河川がない独立した湖で、流入する水が透明度を損なわないため、1931年の調査で透明度41.6mを記録、当時世界一(現在も世界第2位、ロシアのバイカル湖に次ぐ)。湖を取り囲む高さ200m級の急峻な外輪山(カムイヌプリ・摩周岳857m等)、その底に湛えられたコバルトブルーの湖面は「摩周ブルー」と称され、晴天時の青さは他の追随を許しません。霧が湖面を覆うことが多く「霧の摩周湖」の別名でも知られ、1965年布施明の歌で全国的に有名になりました。
見どころ・特徴
- 摩周湖第一展望台 — 標高670m、湖を見下ろす定番展望台、駐車場とレストハウス併設
- 摩周湖第三展望台 — 標高800m、第一より高所、冬季閉鎖、屈斜路湖まで望める
- 摩周ブルー — 晴天時のコバルトブルー、特に正午前後の太陽高度が高い時間帯
- 霧の摩周湖 — 湖面が霧で覆われる神秘的光景、年間70%が霧、見えるのが約30%のレア度
- 摩周岳(857m) — カルデラ外輪山、登山可能(往復4時間)、湖を見下ろす独特の角度
クイック情報
摩周湖とは?
北海道阿寒摩周国立公園の二重カルデラ湖で、面積19.6km²・最大水深211m。1931年に透明度41.6mで世界一を記録した湖で、晴天時の「摩周ブルー」と霧に覆われる「霧の摩周湖」が交互に現れる神秘的な撮影地です。
見える確率は?
年間の晴天率は約30%。特に夏は霧の日が多く、冬〜春が比較的晴れやすい。諦めずに第一・第三展望台と裏摩周展望台の3ヶ所を回ると見える確率が上がります。早朝より昼前後がベスト。
アクセスは?
女満別空港から車で1時間半、JR摩周駅から車で30分。冬季は第三展望台閉鎖、第一展望台のみ。標高800mの第三展望台は屈斜路湖も望める絶景、夏季限定の特別な体験です。
3つの展望台の違いは?
第一展望台(海抜670m、駐車場500円、レストハウス・売店あり、通年開放)、第三展望台(海抜800m、無料駐車場、屈斜路湖も望める絶景、冬期閉鎖)、裏摩周展望台(海抜585m、北側からの眺め、霧の発生確率が低い)。3ヶ所巡って摩周湖を捉えるのが定石。
湖畔に降りられる?
湖畔へのアクセスは厳しく制限。摩周湖は周囲全域が「特別保護地区」で原則立入禁止、湖面に降りる正規ルートは存在しない。アイヌ民族は神聖な湖として古来神事の場とした歴史背景もあり、展望台からの撮影が唯一の方法です。
周辺の温泉は?
川湯温泉(車で15分、強酸性硫黄泉、湯気の立つ温泉街)、屈斜路湖畔の和琴・砂湯(湖底から温泉湧出、誰でも入れる無料露天)、摩周湖温泉(湖近くで唯一の温泉)。冬季は雪見露天が幻想的、湯気と雪のコントラストが映える。


