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2026-04-12

河口湖の「逆さ富士」を撮る — 風と光と季節の方程式

湖面に映る富士山。鏡のような水面を捉える条件と、春の桜・冬の冠雪の組合せベスト。

河口湖の「逆さ富士」を撮る — 風と光と季節の方程式

富士五湖のひとつ河口湖は、湖面に逆さ富士を映す撮影地として最も有名です。鏡のような水面に富士山が映り込む条件は、①無風(風速1m/秒以下)、②朝の冷え込みによる空気の透明感、③湖面に波立つボートが出る前の早朝、の三つが揃ったときに限られます。

撮影スポットは大きく4つ。①北岸の大石公園(春は芝桜、夏はラベンダー、秋はコキアと一緒に)、②産屋ヶ崎(湖を最も狭く渡るアングル、桜の名所)、③長崎公園(無人で静か)、④八木崎公園(ラベンダーと富士)。すべて湖の北岸〜西岸に集中し、富士山が南東方向にあるため朝の順光〜逆光まで条件が揃います。

ベスト時間は日の出30分前〜1時間後。冬(12〜2月)は空気が最も澄み、富士山の冠雪量も多くシャープに写ります。逆さ富士は冬のほうが圧倒的に成功率が高く、夏は霞や入道雲、湖面の波で難易度が上がります。

機材は標準ズーム(24-70mm)が万能。NDフィルターで湖面の波を滑らかに、PLフィルターで湖面の反射をコントロール(PLは弱めに、強くしすぎると逆さ富士が消える)。三脚必須、レリーズかセルフタイマー10秒で振動を排除。露出はマニュアルでF8・ISO100・SS自動、HDRブラケット3枚撮影が安心です。

冬の早朝は氷点下まで下がります。手袋(指先タッチ操作可能なもの)とバッテリー予備を必携。撮影後は河口湖駅周辺のカフェで暖を。富士急行線で30分の新倉山浅間公園と組み合わせるのが王道ルートです。

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